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藤原岳 [植物]

ぼちぼち冬ごもりの時期になりつつある。
ということでこれからは今年の山歩きを振り返りつつ…春までに全部終わるのかね?

とりあえずは藤原岳から。
4月初めに、フクジュソウとミスミソウを狙っての山歩き。
ちょいと距離が長くてあまり人が登っていなさそうな孫太尾根から登り、帰りは西藤原の駅に降りるコースを取った。

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シカの影響が大きいのだろうなと予想してはいたが、やはりちょいと心が痛む。
低木層はシキミだのアセビだの…シカが口にしない樹木ばかり。草本層は芝生のような丈しかない。
何とかできないかと思っても何ともならない現実。
それはともかく、シキミの花を撮ったのはずいぶんと久しぶりだ。

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ヒサカキ。これまた地味な花であるが、こちらは片倉城址あたりにもあるのでそれなりに撮っているはず。
背景の光点の処理はうまくいったのかあまり良くないのか、なんとも評価しがたい。

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草本はこんな感じの小さなものばかり。それでもこれだけ立派な花を咲かせるのは大したものだとも思う。
説明不要でしょうがタチツボスミレです。

この辺はまだまだ登り始め。狙いのものはもっと高度があがってからでした。


ムキタケ [写真]

10月半ばから11月半ばまでの約1か月、とにかく毎週のように週末にイベントがあってなかなか遊びに行く時間がない。それでも何とか1度くらいはキノコが採りたい、ということで18日(土)にほぼ無理やり、大白川のキャンプ場辺りをうろうろしてきた。

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ブナの黄葉は派手さはないけれど、青空バックで撮れると気分がよい。
この日はブナハリタケ、ムキタケ、チャナメツムタケとアケボノサクラシメジが採れた。チャナメは数本、アケボノちゃんは1本だけであったが、ブナハリとムキタケはそこそこ。クリタケがあればうれしかったのだが大白川の環境だとちょっと湿っぽすぎるだろうか。

前の日に結構たくさん採っていった人がいたようで、簡単に目につくところのはほとんど採られてしまっていた。人目につきにくいところを探索しまくって何とかそれなりに恰好がついた。
まあたくさん持ち帰ったところで後処理が大変だし、食べる人がたくさんいるわけでもないのでそこそこあれば十分なのだが。

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で、ムキタケである。しっとりぬめぬめとした傘の表面がいい感じ。まあ間違いないとは思ったが念のため付け根部分の色はチェック済み。
ツキヨタケと間違えやすいというのだが、ツキヨはキノコ自体がもっとなんというか毒々しい感じで、大体見た目でわかると思うのですけど。

この日は名古屋を午前4時前に出発して歩き始めたのは7時前。昼過ぎには退散して午後4時頃帰宅。それからキノコの後処理…さすがにちょいと疲れたが、成果があったので満足・納得。
なんにも採れない秋なんて耐えられないのであります。


チョウジギク [植物]

秋になるとついついキノコにばかり目がいってしまって花の写真がおろそかになってしまう。
なんとなく秋の花のわびしさが好きになれないということもあるのだけれど。

今年は気象条件が良くなかったのか、いつものフィールドではキノコの出が良くなくて、じゃあ吹割の滝でも見に行ってみようかと思い立った。
で、滝よりも植物ばかり見ていたといういつものパターン。

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しかしまあわかりやすい種である。その場で種名がわからなかったとしても、図鑑を調べればすぐにわかるだろうという特徴ある形。
なんだってこんなふうに花を付ける気になったんでしょうな。訪花昆虫が来やすい形とはとても思えないのだが。

岩の隙間に斜めに出ていたのでこんな写真になった。平らなところに生えているよりこの方が写真にしやすいと思う。まっすぐ上に伸びていると花が四方八方に向いてしまって散漫になってしまうだろう。
もちろん周りに他の植物がないというのも好条件。

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頭花をマクロで撮ってみた。
舌状花が無いので飾りっけもなんにもないが、花茎の綿毛が地味な花を引き立たせてますな。
とても小さいがキク科らしいくるくるも見えております。

今年の花ももう終盤だなあと思いつつの秋のお散歩でありました。


ツマトリソウ [植物]

花弁の先に「褄取威」のように薄紅色の縁が入るのでツマトリソウ、というのは今やウェブで検索すればすぐにわかる。「褄取威」の色目、模様も含めて。まったくもって集合知のありがたみ。
以前は図鑑に「褄取威」なんて書いてあったところで、なんじゃいそりゃ、というしかなかったのだから。

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しかし、花を順光で見ると「褄取」の縁が見えることはほとんどない。まれに順光でも赤い縁が明確な花もあるけれど、確率5%未満というところじゃないだろうか。

花も植物全体も小さいけれど、ほぼ純白の花弁はきらきら成分も配合で、とてもきれい。

ハイマツの下や岩の陰のようなちょいと薄暗い場所にも、直射日光に当たる草地のような場所にも生えるのが面白い。湿原でミズゴケと一緒に生えていたりもする。乾湿、陰陽をあまり問わない感じの不思議な種。
まあ湿原のは変種コツマトリソウとされているけれど、たまたま生えた場所に応じた個体レベルでの変異なんじゃないのかね、と思う。

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なにせ小さい植物なのでどうしても見下ろすアングルになりがちで、なかなか逆光で撮りにくいのだが、登山道の縁の段差と木漏れ日のおかげで逆光になっているのがあった。これなら花弁の薄紅の「褄取り」が見えやすい。
順光の写真とは印象がだいぶ変わって、いい写真になったような気がするのだけど、手前味噌ですかね。

ミヤマコウゾリナ [植物]

亜高山帯くらいまで行かないと見られない種。
白山では登山道端の明るいところによく生えている。
全体に柔らかい長い毛が生えているのだが、特に茎に生えている白っぽい毛がよく目立つ。

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コウゾリナの毛は短く、硬いので、全然コウゾリナとは違うと思うのだが、なぜか和名はコウゾリナと一緒にされている。分類上は属レベルで違うのだけど。

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白山室堂に泊まると、大概の人はご来光を見に、朝まだ暗いうちからライトを使って山頂に登る。
北アルプスの山越しに朝日が昇ってくる。ただそれだけ。
正直、私にはご来光とかいうものを見に行く意味がよくわからない。どこにいたって早起きすれば日の出は見られるじゃないか。

朝露を身にまとって、朝日を受けて輝く山の植物たち。
日の出の後のしばらくの間しか見られないそれは、もう息を飲むほど美しいのだけれども、見に来る人はほとんどいない。なんでこの美しいものを見ないんだろうか。
まあ私が独り占めできる状況を作ってくれるのだから、それはそれでありがたいことなのかもしれない。
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